小次郎のクリスマス6

「お金、見つけてくれてありがとう!」

「でも、もうじき帰らないといけません」

「どこに?」「天国へ…」

「天国?」「神様との約束なんです」

「小次郎さん、どうしたかな?」

「公園探してみよう!」

「小次郎さん…どうしたかな?」

「はい!あ、不採用ですか……」

「すずなちゃん!漫才やめちゃうの?」

「ハナちゃんになにがわかるの?」

「わかるよ!コタツの中で見てたもの」

「にゃ〜」

「ハナだよ!」

「ハナ…!どこいったたの?」

「おねえちゃん、逢いたかった…さよなら」

「ハナ…」

「こんなとこで、どうした?すずな…」

「なずな、また漫才一緒にやろう!」

「結局みんな集まっちゃったね…」

「コジロウさん、プレゼント!」

「これ、着れるかな?」

クッション…小さいよね…」

「お父さん…」

「お父さんの靴下…」「探してたよ」

「これを返したくて、戻ってきたんだ」

「小次郎さん、行かないで!」

「扉の前に、クリリンさんもいるんだ」「え?」

お迎えの声が。。。

「永ちゃん、このままでいいの?」

「連れていかないで下さい!」

「私は、この子がいないと生きていけません!」

「お父さん!」

「マリリンさん、元気でね」

「永ちゃん!いいの?」

「………」

「あ、あの歌の続き、思い出したよ…」

「みなさん、ありがとう」

「行くな!」

「コジロウは、とても優しいやつだった…」

「永吉〜!」

「あれから、一週間…、小次郎さん、どうしたかな?」

「こんにちわ」「コジロウ!」「いいえ、違います」

「クリリン?」「マリリン!!」

「ちょっと待った〜!」

「コジロウは知りませんか?」「さぁ…」

「コジロウも、ここへ来るまでにウロウロしてるかも」

「コジロウ!!!コジロウ〜!!!」

「私たちも探しに行く!」

「小次郎さんが、行方不明なんですか?探します!」

「クリリンって、あんな人なの…」

「よし!コジロウ!探しに行くぞ!」

カーテンコール

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