「おおきに!…おおきに!!」
「世っちゃん…!」「珠子さん…」
「元気でな…」
「真希ちゃんが…。」
「なんで結婚式出席してくれなかったんです?」
「狐やなんて八重さんのアイデアには驚きました」
「なぁ、あれで良かったんやろか…座長」
「お母ちゃん!うちの手、離さんといて!」
「お母ちゃん!うちのほんまのお母ちゃんやろ!」
「雨…白無垢が台無しや…」
「お姉ちゃん、世っちゃんの事可愛がってたモンな」
「みさお!世津子を幸せにしますって、伝えてや」
「うちの為に泣いてくれて、おおきに」
「抱きしめてしまいとうなって…もう、限界や」
「うち、見てられへん!」
「出て行くん?]
「あんた!そんなトコに座らんといて!」
「気色わる〜〜!」
「うち、失恋したばっかりなんよ」
「あんた、どこぞで逢うたな?」
「ちーん!」
「お雛さんみたいやぁ…言われて…」
「世っちゃんの結婚式豪華なんよ」
「御向かいの山下さんのオバちゃん知ってはるかな」
「ええの?八重さんには珠子ちゃんの事なんて?」
「あれ〜珠子ちゃんやないの!」「華絵さん?」
「あれ?みさおちゃん、デート?」
「うぉ!うぉ!」
「あざらしのタマちゃんで〜す!」
「一部の人間や、一緒にせんといて!」
「近頃の高校生は…」
「世っちゃん、おおきにな」「困った時はお互い様や」
「大きうなったなぁ…」「うちの事知ってはるの?」
「あるで!あるで!」
「ないか?ないか?」
「どんな道やねん!」
「何でも、珠子さんは、偉いお仕事してはるそうな」
「大した事のうて、ようございました」
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写真/Cue of A
「八重さん…」
「貧乏神やったら、どないするんです!」
「他人の珠子さんは黙っといて!」
「雄一郎さん、うちらの結婚どないなるんやろ」
「真希ちゃんは可愛い妹やった…。」
「お茶の入れ方、教わってへんねん」
「これ、お礼」「お礼なんていいんよ」
「あんた!パリッとしとるなぁ…」
「雄一郎さんったら〜!」
「新婚さんみたいやなぁ…」
「また、適当なトコで手ぇ打ったモンやなぁ…」
「タマちゃ〜ん!って言うんですか?」
「…世津子さん?」「へぇ、世津子どす」
「お玉ならあるで〜」「なんであるねん!」
「そや、その仕事ぶりを見せて貰えませんか?」
「2,3日安静やって…」「もう3日目や!」
「珠子さん!」「珠子!!」
き つ ね の 手
「奈緒もお母ちゃんになったら分かるわ」
「うちら、何のために京都に来たんやろ…」
「お姉ちゃん、幸せにな」「鈴…」
「お姉ちゃん、綺麗やわぁ…」
「神様、世っちゃんの事、幸せにしてな」
「赤ちゃんの頃の写真、コレ一枚しか無いんよ」
「コレ、探してたんよ…。」
「ホタル…」「潰しちゃいかんよ」
「おかあさん、長い間お世話になりました。」
「し〜〜!」「し〜〜!やな?」
「そうろと…そうろと、歩くんよ」
「良かったわぁ…ええモン見せて貰て」
「珠子さんが浪速塾にいる事言うワケないわな」
「愛さえあれば、何とかなる!思ってた」
「暫くここにいたら?お姉ちゃんに言ったげるわ」
「この堀川は大丈夫や!」
「にゃ〜お」
「ご無沙汰してます」「どんな顔して敷居を跨げるの」
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