むぎごめ　むぎごめ　　みむぎごめ　　　　　　　　　　　むぎごめ　　むむぎごめ
○麦米、麦米、三麦米、合わせて麦米、六麦米。


　　きくくり　　　きくくり　　みきくくり　　　　　　　　　　　　きくくり　　　むきくくり
○菊栗、菊栗、三菊栗、合わせて菊栗、六菊栗。


　　しんせつしんさつしつしさつ
○新設診察室視察。


　　うめ　　　　　　　もも　　　　　　　みな　うま　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うま　　　　もも
○梅の実も桃の実も皆美味い、ママの見舞いに美味い桃の実をもう三つ。


　　　　　　　　　　　ろんぶんたいかい　めいりょう　ろんし　　　りろん　　　りきりょう　ゆうりょうろんぶん
○六年生の論文大会、明瞭な論旨と理論と力量で優良論文選ばれる。

　　さわ　　　　　　　　　　あたた　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まっか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はな
○爽やかな朝、暖かな朝だ。花が咲いた、真赤なバラが、パッと咲いた華やかな花だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　かっぱ　　　　　さら　　　かわ　　　　　　　　　
○川から上がった河童は、皿が乾いたから、頭がなかなか働かなかった。なんだか頭が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　からかさ
　　ガンガンなった。唐傘が買いたかったが、高かったから買わなかった。

　　あおな　　　　ぱ　　あかな　　　ぱ　　
○青菜っ葉、赤菜っ葉、赤菜っ葉、青菜っ葉。

　　　しきい　　　しちりん　　　　　　　　　　　　　しちりんしき
○敷居に七輪、七輪に火、七輪敷きにシミ。

　　　ぬ　　　　　　　　くぎ
○抜きにくい釘、引き抜きにくい釘、釘抜きで抜く釘。

　　　　　　　こい　ひごい　　　　　　　　　　　　　ひごい　　　　まごい
○この鯉、緋鯉、ここに鯉、緋鯉も真鯉も寄って来い。

　　　　　さら　　　　はすもち
○お皿のお蓬餅、お呼ばれしたい。

　　　　　　　　　　　おおなべ　　　　　　　　　ばし　　　　　　　　　　こなべ　　　　　　　　　　ばし
○大どこの大鍋の大まな箸、小どこの小鍋の小まな箸。

　　けやき　　　　　
○欅に毛虫が、毛虫が欅に、毛虫と欅、欅と毛虫。

　　あかがま　　あかがっぱ
○赤釜、赤合羽。

　　かきゃくせん　　りょきゃく
○貨客船の旅客。

　　こたまご　おおたまご
○小卵大卵、大卵小卵。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうどう
○飛んだ飛んだ、とっとと飛んだ、堂々と飛んで、ちゃっと立て。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ただ　　　　　と　　　　　　　　　　　　　　　　じだんだ
○とちった、とちった、とんだドジだと、多田の父っちゃん、ただ地団駄。
　
　　つま　　つつみ
○妻、堤の月を見つつ待つ。

　　ぎょうじゃ　　の　　　ちゃ　　　げちゃ　　　じょうちゃ
○行者の飲む茶は下茶か上茶か。


○あの女、何年いないの、二年いないのにあの女、何を言うの。
　
　　　ななくさ　　　　　　　　　につ　　　　　　　ななくさがゆ　　　　　　　　　　　　　ななくさじる
○七草に七草煮詰めて、七草粥、七草粥か、七草汁か。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まい　　　　　　　　　　　　　　いなか　　　ふにん　　　なんにんむ
○ならず者の兄の二の舞にならぬうち、田舎に赴任、難任務。

　　にしがわ　　にわ　　にれ　　　　　　　にしき
○西側の庭の楡の木に錦ヘビが二匹。